看護師やセラピストがプレゼンをする5つのメリット

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はじめに

ぼくは結構プレゼンを多くやります

そのためか 「お金が欲しいの?」  とか 「講義なんかよくするね? しんどいだけやのに」  とか 「知識をひけらかしたの?」などディスられることもあるので、ぼくがプレゼンをする理由について話してみたいと思います

 

理由を知ると自分もやってみたい、と思われる方は増えるんじゃないでしょうか?

 

今回この内容は以前にプレゼン方法を書いた記事に書いていたものですが、文字数が多くなったので今回別記事としました

 

 

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プレゼンをするメリットは?

プレゼンをするためにはその準備にかなり時間を要します

拘束されるのは実際にプレゼンをしている数時間だけではないんですよ

金銭的な面を考えると、その時間にちょっとしたアルバイトをした方が明らかに講義料や謝礼などより数倍多く稼ぐ事ができます

金銭的なメリットははっきり言ってほとんどありません

 

ではなんでこんな事をするのでしょう?

 

 

その理由は金銭以外のメリットが大きいからなんですね

その5つのメリットについて説明していきます

 

 

1.自分の専門知識やスキルを高める機会になる

聴きに来てくれる方の貴重な時間を頂いている訳なので、変なプレゼンはできないという自分にいいプレシャーがかかります

そのため色んな知識を得ようと調べたりして専門知識を深める機会になる訳なんです

 

また講義中に実技などを入れる場合には、普段の臨床でも自分の実技をプレゼンする時にはどうしたら分かりやすいのかと視点でも自分の実技を振り返る事ができるので、確認・修正のいい機会にもなります

臨床だけだとこういうプレッシャーのかかる機会自体が少ないんじゃないでしょうか?

 

 

2.自分の思い込みや勘違いに気付くことができる

またこういったプレゼンなどでアウトプットする事で知識が身につきやすかったり、聴衆の方からアドバイスをもらったりして自分の思い込みや勘違いに気付くことができます

 

また自分の考えをスライドに書いたりするだけでも自分で客観的に見れたりすることができますよ

 

自分の考えを外に出さないと間違っているかなんてわかりません

これが意外と多いこと多いこと……(・_・;)

 

 

 

3.患者さんやその家族、他の医療従事者に分かりやすく説明する練習になる

ぼくら医療従事者は患者さんやそのご家族、他のスタッフと接する仕事をしています

その患者さんや家族に理解してもらうために分かりやすく説明しなければならない場面は普通に多いです

また他の医療従事者に分りやすく説明できないと協働なんてしてくれません

その助けとなる訳なんですね

特にぼくは口下手ですからなおさらです(・_・;)

 

 

4.チャンスが広がる

また本年度した訪問看護師さん地域の高齢者方向けの講義は、ぼくが個人的にしていたプレゼンをたまたま聞いてくれていた方達から依頼されたものです

そこからチャンスが広がる事もある訳ですね

何か起こるかわかりません

(年明けにも聴診の講義をする予定になっています)

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でもそういう勉強会や講習会など発表の「場」自体がないからできない、という方もいるかもしれません

 

 

そういう場合はまずは職場で自分から提案してみてはどうでしょう?

同僚など興味のありそうな人に声を掛けたら集まってくれるんじゃないでしょうか?

ぼくの場合は、自分がしたい時に、自分がしたいテーマでプレゼン資料を勝手に作って声をかけています

結構来てくれますよ

 

また病院だったりステーションでそういったプレゼンをする場合、プロジェクターなど物品を貸してくれたりするなど協力して頂ける場合もあるんじゃないでしょうか?

普通、職員の教育には研修費としてかなりのお金がかかるのに比べ、こういったスタッフが開く勉強会などにはお金が掛からない分、経営者や上司は協力しやすいと思います

 

 

 

5.ブログのネタになる

自分の身近にいる方だけでなく不特定多数に対してプレゼンをする事ができます

自分よりも遥かに専門知識の豊富な方から指摘を頂く事もありますし、考えもしなかった角度から質問される事もあります

それが自分の糧となる訳です

もちろん誹謗中傷ももちろんありますがそこはスルー

メンタルも鍛えられますよ

 

 

 

まとめ

どうでしょう?

ネガティブな事も言われる事もありますが、それ以上に自分にとってのメリットはかなり多いんじゃないでしょうか?

それでぼくはコりずに何度もプレゼンする訳です(・_・;)

 

確かにぼくらは患者さんと1対1でする仕事が多いのでプレゼンをする機会は少ないです

はじめは戸惑うと思いますが何回もしているうちに慣れてきますので、まずしてみることを強くお勧めします

 

それでも躊躇(ちゅうちょ)される方もいるかもしれません

恥をかくのが怖いですか?

ぼくも十数年理学療法士をして、このブログでも幾つかのプレゼンを晒していますがこの程度です

 

 

何かを失うのが怖いのでしょうか?

ぼくはそのへんにいる理学療法士なので失うものは何もありません

プレゼンをすることで失うものはありますでしょうか?

これだけのメリットがあるので、むしろしない方が失うものが多い様な気さえします

 

 

ただ「自分はもうこれでいい」と現状に満足されている方にはお勧めしません

そういう方はそれでいいと思います

考え方は人によって違うのは当たり前ですから

 

 

ただ自分の身を守るためにも、プレゼンを自分を鍛えるツールの1つとして使われる事をぼくは強く勧めます

ぼくもいろんな人のプレゼンを聴いて勉強したいですし

何かの事情で職場などでのプレゼンは難しいというのなら、ぼくの様にネットで公開するのもおススメ

 

 

最後のプッシュにウォルト・ディズニーが言っている言葉を贈ります

「何もしない事は現状維持ではなくむしろ後退である」

 

たとえプレゼンをして恥をかいても得るものは大きいですよ

 

 

どこかの誰かの参考になれば嬉しいです

がんばっていきまっしょい!

 

 

ぼくが公開している講義スライド

 

結構呼吸関係に偏っていますが…

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